考えて書くんじゃなく、書いてから考える

 最近完全にブログの更新をさぼっていた。いかん。
 
 いろいろなことが一段落して、これからは読書したり映画をみたり何かを考える時間がキープできそうだからまた再開する。そして短くてもいいからできるだけ毎日書く。

 もともと、見たり聞いたり読んだりしたことのアウトプットの場としてこのブログを開設した。やっぱり、体験というのは実際に目に見える形に落とし込んでこそ定着する。それは間違いのないことだ。

 これまた最近はさぼっているけど、以前、読書ノートなるものをつけていた。お気に入りの箇所をそのまま抜き出してみたり一言コメントを書き加えてみたり、ほんと他愛もないものだったものの、そこに記録した本の内容については比較的今でも容易に思い出すことができる。

「目に見える形に落とし込む」っていうのは、僕の場合やはり完全に「書く」という行為とイコールだ。多くの人にとってもそうだろう。そして村上春樹なんかはたしか「僕は書きながらじゃないと考えられない」的なことをどこかで書いていたけど、僕の場合もまったくそうだ。

 実際、そうやって何かを書いていると不思議な感覚にとらわれることがある。それは、自分が「考えた」ことを「書いて」いるんじゃなくて、「書いた」ことを「考えてる」という感じ。

 そこからやや強引にある仮説を導きだしてみると、人は考えていることを行うのではなく、「行っている」その行為を通じて初めて考えられるんじゃないか。

 つまり先に考えちゃだめで、まず行動するってことが大事なんだ。本当に。
 
 なんかものすごく普通なことを書いている気がするけど…まあいいや。