2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「仕事をする」=「サラリーマンになる」という物語

最近本当に仕事が退屈だ。もちろんその責任の多くは僕自身のふがいなさにある。たとえば何か新規事業の提案を上にあげて、自らその責任者的な立場に就任できたりすれば俄然やる気が出るのだろうが、そんな気力はない。 甘えといわれようが情けない男だと罵ら…

アクティビストの不在

いつの時代だって最強の人間っていうのは頭の出来が良い奴でも容姿がいけてるやつでなく、いわゆる楽天家という人種だ。 こういう人たちというのは、決して自分の不幸やネガティブな要素を自覚していないわけではない。全てを折り込んだうえで、まだ前向きさ…

マスメディアの崩壊と脱・テンプレ化。そして自由に生きるということ。

世間にはたくさんの「テンプレ」がある。たとえば挨拶のようなものがその最たる例だろう。 朝、職場で「おはようございます」といわれれば機械的に「おはようございます」と返す。帰りにタイムカードを打つときにはそれが「お疲れ様です」となる。 メールの…

21世紀は日本がもっとも苦手とする時代

どれだけ不況や「失われた時代」が続いても、いまだに日本=裕福というイメージが「かろうじて」流通し、それを多少なりとも誇らしく思えているのは、高度経済成長やバブルを経験した世代の人々がまだギリギリ現役で、彼らの抱く幻想がまだ社会の主流である…