ブログ開設。

 今日からブログってやつを始めることにした。といっても、決してこれが僕のブログ初体験ってわけじゃない。今までにも何度か「不純な動機」(アフィリエイトとかさ)によって、くだらない文章でくだらない商品の紹介なんかをしてたこともあった。ま、結局まったく儲からなかったけど。

 で、なんで今更こんな面倒なことを始めようと思ったのかというと、ものすごく月並みな、というかベタな理由だったりする。
 要するに、ものすごく単純な事実に気づいてしまったわけです。普段インプットする情報の量に比べて、アウトプットの量が圧倒的に足りていないってことに。

 ちなみに、ことインプットの量ということに関しては、人と比較しても僕はわりと多い方なんじゃないかと思う。例えばジャンルを問わず月に10冊くらいは本を読むし、Googleのリーダーには100サイトくらい登録してあって、一応、毎日目は通している。しかも最近ネットブックを買ってイーモhttp://d.hatena.ne.jp/images/admin/edit_in_place/category_inplace_add.gifバイルと契約したから、わりとどこにいてもネット接続できる環境を手に入れた。

 ただ、いくらインプットが多くても、それだけじゃ駄目だということが最近、本当によく分かった。もちろん、「知識はアウトプットしないと定着しない」的な言説というのは、様々なところで目にするし、そうだよなーとは思っていたんだけど、30歳が目前に迫った今、つくづくそれが真実だということが分かった。

 それに、たとえ仕入れた情報を忘れずに全て丸暗記していたとしても、やっぱりそれも駄目なんだよね。一度自分というフィルターをしっかり通さないと。実感を伴っていない知識はゴミみたいなもので、そんなものは借り物の死んだ知識だ。情報としては知っているが、自分が全く理解していないことを他人に説明している時の、あの空々しい感じはきっと誰にだって一度は経験があるだろう。そして多くの場合、「あ、こいつ理解してないで話しているな」というのはしっかり聞き手に伝わっている。
 そして自分というフィルターを通し、取り入れた知識を実感のこもったものに変換するための最も手っ取り早い方法が、文章を書く、ということだ。しかも常に「誰かに読まれるかも」という意識を持って。

 ということで、特にジャンルとか話題にする事柄の範囲などは限定せずに、その都度考えたことなどを書いてみることにする。
 いつまで続くかわからないけど。